#はあちゅう池田 、手帳術と小さな野心たちの見つけ方&育て方

新しい年度、スタートダッシュを切るためにできることは何だろう?
手帳で人生を変える、なんて大きい目標を掲げなくても、すっごい野心がなくても、毎日の生活を少し面白くすることはできませんか…?

そんな疑問たちを抱えて、年度末の3月28日、池袋天狼院書店にて開催された「#はあちゅう池田」の手帳イベントに行ってきました。

登壇されたのは、「自分への取材手帳」「週末野心手帳」プロデュースの、作家・ブロガーのはあちゅうさんと、「朝活手帳」、朝活の火付け役である池田千恵さん。

そもそも、なんで手帳なんですか?
なぜ、書くことで夢が叶うのですか?

手帳の効用と、2人の使い方についてお話を伺いました。

 
 

手帳で人生が変わるのは、「振り返り」ができるから

スケジュールやtodo管理には、グーグルカレンダーなどのデジタルツールを利用している方が多いのではないでしょうか。

そんななか、なぜわざわざ手書きで記録をつけるのかというと…手帳は振り返りに向いているため。

会社での業務にフィードバックするように、手帳を使って振り返りの時間をとることで、自分の行動をレビューしたり、目標の実現具合を把握できます。

デジタルの記録だと、どうしても検索がピンポイントになってしまうので、探すべきキーワードがわからなかったり、書いたものを忘れてしまった場合、後から振り返ることが難しくなります。

その点、手帳はパラパラとめくれば月や週の情報がまとめて目に入りますし、何気なく開いたページに、忘れていた大切なことが書かれていたり…。

なので、「wantは紙で管理すべし」

手書きの良さは「筆跡がわかる」「消した後の痕跡がのこる」こと。迷った過程も残しておくことで、目標に対してどうやって取り組んできたのかが分かります。

これからやっていきたいこと、締め切りのない目標こそ、手帳に書き込んでみてください。

スケジュールを管理する手帳のほか、メイン手帳、サブ手帳で用途の違う手帳を複数冊利用することで、自分を「広げる」ことも可能なんだとか…。

 

「人生はネタ集め」、手帳で自分をストックしていく

はあちゅうさんは「人生を丸ごとコンテンツにする」を掲げて情報発信をしているため、起こったことは全て記録しているのだそう。

1日の記載欄が1/2ページある週末野心手帳のユーザーさんの、「こんなにたくさん書けない」という声をきいて、「きっと、書くことがないのではなくて、気づいていないだけでは…?」と考え、取材手帳を使った野心のタネ探しをおすすめされています。

「自分への取材手帳」のいいところは、
・質問があることによって、気づくことができる
・空白でさえ情報になる、質問があることで、自分の生活に欠けているものがわかる
=あるけど、気づいていないことに意識を向けられる
というところ。(池田さん)

過去の自分は別人です。なので、未来の自分のために書きとめておくこと。
昔書いた文章が心に響くことがあったり、記録を再構成して、新しいコンテンツを作り出すことができます。(はあちゅうさん)

SNSでRT、イイネするのもネタのストック。
後から思い出せるように、自分への取材手帳に「キーワード」を書いておくと、未来に残しておく情報になります。

(後から振り返れるように、気になったことは即調べて書き留めておくのがポイント、なんだそう)

アイデアは、神様からのおくりもの。
子供の頃の夢だって忘れてしまうくらいなので、思いつきはすぐ過ぎ去ってしまいます。メモや手帳はいつでも持ち歩いて、気になったことはすぐ書きとめるのがオススメ

書かないと叶わないし、宣言しないと叶わない…詳しくは、「BIG MAGIC 『夢中になる」ことからはじめよう。」エリザベス・ギルバート(「食べて祈って恋をして」の作者)にて!

 

余白時間の作り方

「手帳を書きたい、でも続かない」は、よくあるお悩み…
とってもお忙しそうなお二人は、いつ手帳を書いているのですか?

池田さんの場合は、早朝。誰にも邪魔されない時間を確保しているそう。
今は小さなお子さんがいるので、子供を預けた7時半から9時の1時間半くらいを自分のための時間にあてているとのことでした。

その時間にやることは、
・朝活手帳を使ったその日の予定管理
・オープンクエスチョン(はい/いいえで答えられない質問)の書き出し。

人間が深い集中状態にはいるには、23分間という時間を要します。現代人の生活では、23分かけて集中状態にはいるというのはとても難しいこと。下手すると1日中集中できない状態に陥ることも考えられるので、朝の時間を使って集中状態に入ることを毎日の習慣にしています。(池田さん)

ヨガの先生に伺ったところ、ものを書くことも瞑想の一種なので、「手帳時間=瞑想タイム」ともいえるんだとか。

はあちゅうさんの場合は、時間を決めて手帳を書いているわけではなく、移動中にちょっと隙間時間ができたときや、空き時間ができたときに書き込んでいるそう。

手帳を書く時間がとれないというお話をよく聞きますが、2、 3分の時間なら、生活の中で見つけることができるのではないでしょうか。

 

隙間時間で「運命に乗ってみる」?!

情報に意識的になると、よく見かけるもの、気になるものが明確になり、行動が変わります(はあちゅうさん)。

ロンドンがなんだか気になったので、ふらりと訪れてみたら15年ぶりに友人と再会できたり、イベント開始までの空き時間で、会場近くの北海道物産展に向かうと、以前に北海道でお世話になった旅館の女将さんとばったり出会えたり…。

行動→記録→振り返り→計画→行動、このサイクルをうまく回せるようになるから、手帳って人生を変えるんだなあ、と思いました。

そのほかにも、いま手帳がホットなのはなぜ?

・インスタなどで「シェアする」用のサブ手帳の需要
・YouTubeの人気コンテンツは、旅行より近所や家の中でどう楽しむか?に移ってきている=「内に、内にいく消費」、つまりトレンドは引きこもり消費!?
・情報が溢れているので、自分の中の見直しをしたい=時代的なニーズ

などの気になる情報がありましたが、少し長くなってしまうので、この記事はここまで。

 

次回の、おすすめ手帳グッズと会場の皆さんからの質問編に続きます。

text by tomi | イラストを描く人

「自分への取材手帳」リレーコラム、日曜担当。

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